高設栽培でイチゴ作り


目指す! 高設栽培で、反収10t取り

 近年、イチゴ作りは、高設栽培が主流に・・・

生食用として出回る品種の多くが、「一季成り」と呼ばれるもの
で、収穫・出荷の期間は冬から春に限られています。

高級イチゴとして名高い「あまおう」「章姫(あきひめ)」など
が、一季成りの品種です。

高付加価値の農業への挑戦


作業・収穫量・品質にこだわり

イチゴは、植物学上「果実的野菜」に分類されていて、果物では

なく”野菜”である。

イチゴは、木ではなく草に実ります。

イチゴの実を食べている部分は、正式名称 ”花托(かたく)”

イチゴの種だと思っているツブツブした部分が”果実“。

イチゴの”種”は、種だと思っているツブツブの中に隠れている。

・果実→実は花托

・種→実は果実

・種の中身→実は種

小粒より大粒のイチゴが甘い

自分に合ったシステムを選ぶことが、大切なポイントになります。

 様々な条件を抱えるイチゴ生産者・・・

長年の経験と実績で、最適なイチゴ栽培をご提案します。

イチゴを高品質に多収『ジオ バンク メソッド』

イチゴ栽培で高品質・高収益にこだわる

イチゴは非常にデリケートで、生産のハードルが高い作物です。

水分量の調節はもちろん、徹底した温度・湿度管理や日照量の

確保など、条件を揃えなければ、高品質なイチゴを収穫ること

ができません。


理想の味と収穫を求めて


1.苗(根)作りが重要です。
  一番良い方法は、ありません。

  どの方法にも、メリットとデメリットがあるからです。

  自分に合った、育苗方法を選ぶことが大切です。

  イチゴの根は、直根(ごぼう根)と浅く張る細根(上根)で
  乾燥に弱い植物です。(乾燥のダメージは大きいです)

  こまめに状態を確認するようにしましょう。
  (乾燥は、病気の原因にもなります)

  定植までに、苗のボリュウムは、中苗の上ぐらいに仕上げる。
  (1番果から2番果の収穫を上げる条件です)

2.花芽誘導
  花芽分化期まで、追肥を適期に徹底し、根や株作りです。
  

3.定植からの管理
  定植後は、株元かん水や温度管理に気を付け、発根と活着促進
  させます。

  活着確認後は、徐々に灌水量を減らしていき、根域の拡大と生育
  安定を図ります。

  過度に花房が連続する場合、摘果作業の増加や厳寒期の成り疲れ
  が問題で
す。
   
4.葉面散布のタイミング / 使い方 
  基肥は、魚粉や油粕などの有機肥料を混ぜ込むか、カルシウムや
  
リン酸やカリウムの化成肥料を施します。

  窒素が多い肥料を使うと、病害虫が発生しやすくなるので注意してください。

  収穫開始まで換気を徹底し、日中25℃以下、夜温7℃以下で温度
  管理します。

  
高夜温時は、急激に立ち上がり、夜間の保温は7℃以下にしょう。

5.玉伸びの管理
  11月~12月上旬ごろに、花房間葉数や草勢に応じて、摘花房・
  花
を行います。

  摘果が不足すると、ガク枯れや成り疲れが生じ、年明け以降に減
  収します。

  収穫・パック詰め作業が忙しくなる前に、実施がポイントです。

  新葉の展開位置・葉ツヤや厚み・葉色・草丈等、生長点の勢いの

  強弱を確認、発根の状態をチエックします。

  温度・灌水・電照・着果量の管理を適正に組み合わせることです。




病害虫の対策

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